2.商行為 5.仲立営業

第二編 いろんなビジネス

第二編 商行為

第五章 求める人と提供する人とを結ぶ仕事

第五章 仲立営業

仲介の仕事
第五百四十三条

求める人と提供する人とを結んで、取引をさせてあげることを仕事にする人を仲介業者といいます。
“仲介業者”のことをカタカナ文語体では《仲立人》としています。
原文
仲介業者の仕事とお金
第五百四十四条

仲介業者の仕事はあくまでもクライアントである求める人や提供する人に取引をさせることなので、クライアントの代わりに取引に関わるお金を受け取ることはできません。

とはいえ、クライアントと仲介業者の間で何らかの合意があれば、お金のことは当人同士に任されます。
原文
商品サンプルを預かったら
第五百四十五条

仲介業者が取引の媒介をするために必要な商品サンプルを預かっていたら、その取引が完了するまでこれをきちんと保管しなければなりません。
原文
契約書を作る
第五百四十六条

仲介業者によってクライアントが希望する取引が結ばれた時には、契約書を作り、署名をさせて、それぞれの当事者にこれを交付してください。

契約書には、契約を交わした当事者の使命や商号、契約をした日付、契約の内容を記載しておく必要があります。
2

契約書に取引相手の署名をもらったら、もう一方の取引相手にこれを交付してください。

ただし、契約したと同時に債務を果たす必要がある場合には、あえて契約書を相手に渡すまでもなく、債務を果たしてもかまいません。
3

せっかく契約を交わしたはずなのに、契約書に署名をしてくれなかったり、署名を終えた契約書を受け取ってくれない場合は、すぐもう一方の契約相手にそのことを知らせる必要があります。
原文
契約書の記録をとっておくこと
第五百四十七条

仲介によって取引を成立させることができたら、契約書に記載した事項をきちんと帳簿に記録しておかなければなりません。
2

契約書の情報を載せた帳簿は、取引を行った当事者から要請があったら、そのコピーを提出できるにしておかなければなりません。
原文
名前を伏せてと言われたら
第五百四十八条

取引をした当事者から、契約書に自分の名前や商号を記載しないでくれと言われたら、その通りにしてください。

仲介業者の帳簿のコピーに自分の名前や商号は伏せてくれと言われた場合も、その通りにしてください。
原文
伏せられた取引相手の責任は
第五百四十九条

契約相手の名前や商号を伏せて取引の仲介をする場合、伏せられた取引相手の責任は仲介業者が負うことになります。
原文
仲介業者の報酬
第五百五十条

取引相手の双方が契約書を交わすまで、仲介業者は報酬を受け取ってはなりません。
2

仲介業者に対する報酬は、取引をした当事者双方が半分ずつ負担してください。
原文

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