1. 総則 1. 通則

第1編　この法律全体で言えること

第一編　総則

第1章　この法律を通して言えること

第一章　通則

第1編 第2章　ビジネス目的の人

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尊重するルール

第1条

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商法は、ビジネスのルールを定めています。

商法以外でもビジネスのルールを定めている場合がありますので、もちろんそれも尊重されます。

2

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商法で触れていないことはこれまで行ってきたビジネスのルールを尊重し、商法やその他の法律にもあてはまるルールがない場合は民法ルールをあてはめます。

原文

1

（趣旨等）

第一条

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商人の営業、商行為その他商事については、他の法律に特別の定めがあるものを除くほか、この法律の定めるところによる。

2

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商事に関し、この法律に定めがない事項については商慣習に従い、商慣習がないときは、民法 （明治二十九年法律第八十九号）の定めるところによる。

国や地方公共団体がやることも

第2条

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民間人に限らず、ビジネスに該当することを国や地方の公共団体が行う場合にもこの法律は適用を受けることになります。

原文

2

（公法人の商行為）

第二条

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公法人が行う商行為については、法令に別段の定めがある場合を除き、この法律の定めるところによる。

商法のルールが及ぶ範囲

第3条

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互いにビジネスとして取引を行うケースに限らず、一方は消費者でもう一方はビジネスとして取引を行うケースについても、商法のルールが適用されます。

2

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直接の窓口として取引に関わった人だけに限らず、法人や団体としてビジネスを行ったケースでは、そのグループの全員に対して商法のルールが適用されます。

例えば消費者のように“お金儲け以外の目的で取引を行う相手に対してビジネスを行うケース”のことを《一方的商行為》といいます。

原文

3

（一方的商行為）

第三条

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当事者の一方のために商行為となる行為については、この法律をその双方に適用する。

2

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当事者の一方が二人以上ある場合において、その一人のために商行為となる行為については、この法律をその全員に適用する。

第1編 第2章　ビジネス目的の人

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